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2006.01.22

過度なITベンチャー批判はいかがなものか

【ライブドア事件の雑感 其の1】

 またまた更新をサボっていまして恐縮なのですが、年明け早々、クルクルクルクルクル回転していたかと思えば、たいへんなことになってしまいましたね。
 ホリエモン、ライブドア事件のことです。
 テレビでもいろんな論客たちがいろいろとコメントを出していて、日本中ライブドアの話題で持ちきり。近鉄球団買収のパフォーマンスから一躍時の人となったホリエモンですが、ついにニッポン・ジャックを達成してしまったという感があります。もちろん、今回は負の意味でのことですが。
 まだまだ事件捜査中の段階であまり多くのことを論評するのは早計すぎるとも思うのですが、ホリエモンの愛したネットやメディアの即時性というものには凄まじいものがあって、とても歯止めの利くような状況ではありません。
 そこでニッポン提言としても、現時点での雑感ということでコラムを書かせていただくことにしました。
 以下テーマで3回連載の予定です。

1.過度なITベンチャー批判はいかがなものか
2.投資家には冷静な態度を
3.テロとの戦いよりマネーゲームとの戦い

 第1回目の今回は、「過度なITベンチャー批判はいかがなものか」というテーマです。
 ライブドア事件をきっかけにヒルズ族を批判したり、ITを批判したり、ベンチャーを批判したりと、とにかくなんでもかんでも「ライブドア風」のものは良くないという風潮になってしまっていますが、注意しなければならないのは、ライブドア風とライブドアとは似て非なるものだということです。
 事件の詳しい真相については捜査を見守るしかない状況ですが、現時点で報道されている情報だけを見てもライブドアの粉飾決算は非常に悪質で、刑事罰も免れないところだと思います。
 しかし、事件を引き起こしたライブドアと同じビルにいるとか、同じような業種であるとかということだけで、十把一絡げに良くないというような風評は厳に慎むべきです。
 わたしは基本的に現在の日本経済の好景気にITベンチャーの果たした役割は非常に大きいと評価しています。
 従来型のスタイルではモノが売れないという時代にネットが果たした役割というものはたいへんに大きかったわけですが、リスクをとってネット市場を開拓していったのは、既存の大手企業ではなく、彼ら新興のITベンチャーだったわけです。
 また、彼らの起業家マインドというものが、日本社会に果たした好影響というものも決して小さくはなかったと思います。
 前者を「市場の構造改革」と言うならば、後者は「思考の構造改革」と言うことができるでしょう。
 これらが合わさって現在の日本経済の復活、好景気があるのだと言っても過言ではありません。ベンチャーが開拓した道を既存大企業が走り出したことで日本経済の復活があったわけです。
 もちろん、幾つかのITベンチャーにはライブドアと同様の疑惑が持たれているようなので、これらはキチンとした調査、捜査がされるのを待たなければいけませんし、違法ではないにしろ脱法的な株式分割を利用した株価操作などについては断固とした批判がなされなければなりません。ですから、手放しでもてはやす必要はまったくないわけですが、だからと言って何の根拠もなく何でもかんでも良くないというような極端な批判には賛成できません。
 既得権益を奪われた守旧派勢力のような人たちが、「そらみたことか」とばかりに、「けしからん」を連発する姿に、見苦しさを感じてしまうのはわたしだけでしょうか。

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2006.01.20

【実録奮戦記「ファイナンシャルプランナー」Part3】合格、そして

 サラリーマンの学び舎との連動記事。ファイナンシャルプランナー編です。



 随分とページの更新が遅れてしまいましたが、2004年の3級試験の結果は合格でした。
 感想ですが、はっきり言って、学科は楽勝でした。
 実技(個人資産相談業務)も簡単。結果点的には実技の方が点数が伸びましたが、これはたまたま結果が良かったというだけで、難易度は実技の方が上です。
 勉強法としては学科・実技とも自分のやり方に間違いはなかったかな、と。
 少なくとも、テキストの通読は不要だと思いました。
 テキストは、問題演習からフィードバックするための教材としてあればベスト。なくても入門さえあればたぶんなんとかなると思います。

 ちなみに、FP3級の価値について、「意味がない」、「3級程度では恥ずかしくて名刺に書けない」などということをよく耳にしますが、これは必ずしも正しい評価ではないと思います。
 確かに名刺に書くのには多少の抵抗感があるかとは思いますが、だからと言ってまったく意味がないものと決め付けるのは明らかに早計です。
 FP3級の知識は、社会人としての経済の常識、おカネについての常識を包括するものです。
 日本の教育には、こういった経済の常識、おカネの常識を教える場がまったくと言っていいほど欠如しているので、これを包括して勉強することができるFP3級の意義はたいへんに大きいものだと思うのです。
 FP3級は、非常にタメになる。絶対に役に立つものだと思います。
 個人的には会社の採用条件にしてもいいぐらいのものではないかと思いました。

 さて、FPに関してわたしの近況ですが、実は2級を飛ばして1級を取ろうなどという離れ業に挑戦しようと考えていました。幸い、わたしの場合、業務経験がなんとかなるので、1級の受験資格があったりするのです。
 しかしながら、日常の仕事や日々の生活に追われる日々が続き、いまだにろくな試験勉強もできていないという状況です。
 今年こそはまずは1級の学科を取ろうと心を新たに頑張ろうと考えている今日この頃です。

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