メディアが黙殺するスーダンの惨事を知り驚愕する
新聞を読んでいて驚いてしまいました。
スーダンのことです。
春秋(6/27)
いま世界で最も生命の危険にさらされているのは、どこの国の人だろう。主権移譲が秒読みで武装勢力のテロ攻勢が激化しているイラクを思い浮かべる人も多いだろうが、たぶん答えはスーダン西部の住民である。
▼エジプトの南、一部が紅海に面したスーダンの国土はアフリカで1番広いが、この20年ほど内紛続きだ。目下の危機はチャドと国境を接する西部ダルフール地方の民族紛争。報道によれば、政府の支援を得たアラブ系の民兵が、黒人系住民が住む村々を襲い、1万人以上が殺され、100万を超す人々が家を追われた。
NIKKEI NET:社説・春秋 ニュースより
真っ先に思い出したのは、グァテマラ。
あのグァテマラの惨状もまったくといっていいほどメディアは取り上げようとはしませんでした。
そして、スーダン。
わたしは今日の今日まで、スーダンで1万人以上が殺されるというような殺戮があったことも、紛争の惨状のまったく知りませんでした。
もちろん、わたしの不勉強はあると思います。確かに国際面にはほとんど目を通していません。
しかし、です。
いったいどれほどの人間がこのことを知っているというのでしょうか?
メディアはいったいどれだけこのことを取り上げたというのでしょうか?
アメリカ政府が無関心だから?
それなら、アメリカ主導のグローバリズムの利権が絡まないものは、報道メディアはすべて黙殺していいとでも考えているのでしょうか?
スーダンの惨劇については、上記のfinalventさんのブログの記事を読んでいただくとよろしいかと思います。
報道メディアの記事にはこの件についてロクに取り上げているものはないんです。本当に。
メディアに携わる人たちにはその良識を問いただしたいと、わたしは思います。
Comments
Hi everybody, I'm Dan from Italy My passions are television and Computers. I work for a video game qa company. Life here in Japan is great!
Posted by: Game Marketing Services | 2010.12.14 12:45 PM